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風向の読み方

最終更新:2026年8月7日

「北の風」は北へ吹く風ではありません。風向の表し方には決まりがあり、これを取り違えると判断を誤ります。

風向は「吹いてくる方向」

気象で使う風向は、風が吹いてくる方向を指します。「北の風」は北から南へ向かって吹く風です。矢印で表すときは南を向くことになるので、直感と逆に感じるかもしれません。

当サイトの風向の矢印は、分かりやすさを優先して風が進む向きに描いています。「北の風」なら矢印は下(南)を向きます。表記と矢印で向きが逆になりますが、これは意図的なものです。

16方位

風向は北・北北東・北東…と16方位で表されます。1方位あたり22.5度です。細かく見えますが、風向は絶えず揺れているため、実際には「おおよそその方向」という理解で十分です。

オンショアとオフショア

海辺では、陸と海のどちらから吹くかが重要になります。

呼び名向き海面への影響
オンショア海から陸へ波が崩れやすく、海面が荒れる
オフショア陸から海へ波の形が整い、海面が滑らかになりやすい

同じ風向でも、海岸がどちらを向いているかで意味が変わります。相模湾のように南に開けた海岸では北風がオフショア、逆に南風はオンショアです。地点ごとに読み替える必要があります。

オフショアの風は海面が穏やかに見えますが、浮いているものが沖に流されやすい状態でもあります。フローターやカヤックなど、自力で戻る必要がある活動では特に注意してください。

風速の目安

風速体感と影響
0〜3m/s穏やか。顔に風を感じる程度
3〜5m/s木の葉が揺れる。軽い仕掛けが流され始める
5〜8m/sやや強い。糸が煽られ釣りにくくなる
8〜11m/s強い風。傘がさせない。海面が白くなる
11m/s以上非常に強い。海辺での活動は避ける

なお、予報の風速は10分間の平均値です。瞬間的にはこの1.5〜2倍程度の風が吹きます。「8m/s」の予報なら、瞬間的に15m/s近い風が来る前提で考えてください。

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